昨今、セクシャルマイノリティーの人達を一括りにするLGBTという言葉が浸透しています。
私も便宜上使用していますが、決して一括りにはできないと、当事者のひとりとして強く認識しています。
もっと言うと、人間皆それぞれ個性を持ち、同じ人間はふたりとこの世に存在しません。
同性愛であろうが、異性愛であろうが、人の悩みや不安は簡単にカテゴライズできません。
私自身も自分が何者かわからない期間が長く、生きづらさを感じてきました。
ですが、占いというツールを通して自分を観たとき、
「これでいいんだ」「自分は自分でいいんだ」と腑に落ち、占いを深く学ぼうと思いました。
占いの鑑定結果については、自分ができないことの言い訳にはできませんが、生きていくための指針となります。
私が占いの中で、常に意識している事があります。
アメリカの社会福祉学フェリックス・P・バイステックが提唱した「バイステックの7原則」です。
似たお悩みはあっても、この世の同じ悩みは存在しません。
いかなるときもお客さまのお悩みはお客さま個人のものであり、他人と比べるようなことはしません。
お話しやすい環境、傾聴の姿勢を心がけています。
鑑定の際は、ゆっくりで構わないので、ご自身のペースでお話くださいね。
占い師は正確に占わないといけません。
お客様の気持ちに寄り添うことはしますが、決して、感情に流され同情して占うことはしません。
基本的に、お客さまの個性を尊重し、どのようなお悩みも決して否定しません。
ですので、ご安心してありのままをお話ください。
いかなるご相談も、占い師が善悪を決めつけません。
問題には色々な背景、事情というものがございます。
良いか、悪いかはご本人さまの決めることであり、占い師が決めるべきではないと思っています。
鑑定中によく、「先生が決めてください」と言われることがあります。
ですが、悩んでいるのはお客さまであって、占い師ではありません。
道筋を示すことはできても、どの道に進むかはご自身で決めないといけません。
当然のことですが、お客さまの来店来歴、個人情報、ご相談内容は一切他言しません。
「侑詩徹占」はお客様と私だけの空間です。
※「バイステックの7原則」Wikipedia参照
占いというツールを使い、見えない世界から自分自身を覗くことで束の間でも、
お客さまのお心に寄り添うようにしています。
お帰りの際は、少しでも笑顔になっていただければと思っております。
当サロンはセクシャルマイノリティーのかただけではなく、ストレートの方もご利用いただければと思っています。